当院の治療方針について
健康を、問う
1947年に採択されたWHO憲章では、前文において「健康」を次のように定義しています。
「健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます。(日本WHO協会訳)」

この健康の定義は、いまも世界中でひろく使われています。
心身と社会性において健康を定義したもので、非常に優れた定義であると思います。
しかしここでいう健康とは、かなり限局された状態を指し、あてはまる方はあまりいないのではないか。我々が目指すべき健康とは患者さんごとにカスタマイズされるべき。と当院は考えます。
当院は、患者さんお一人お一人の健康を考えます。
痛みがなければ良いですか?
持病の検査結果の数字が大切ですか?
より高いパフォーマンスを出力できる身体ですか?
関節の可動域を上げたいですか?
よりクリアに考えられる思考力ですか?
環境や状況、年齢、時期などにより、求める健康像は異なります。
現実的にWHOが指す健康とは合致しないとしても、現実として求める患者さんの健康像があると感じています。
健康に近づける、もしくは、健康を超えた健康であってもよいのです。
その、いま求めている最高の状態に近づける。
それが当院の方針です。
施術時の格好について
当院は、全身に鍼を打つ鍼灸院です。
うつ伏せと仰向けで25本ずつくらい使用することが多いです。
ですので、お背中、腰、おなか、腕や脚などたくさん肌が露出します。
専用の施術着をご用意しておりますので、ご来院時はそのままお越しください。
もちろん、ご自分で動きやすいお着替えをご用意いただいても構いません。

施術に伴う副作用について
鍼灸治療はまれに内出血が起こります。確率は高くなく、我々も内出血にならないように十分気を付けて施術にあたりますがなかには、どうしても避けられないことがあります。
人前に出る方、本番が近い方、血液がサラサラになる薬をご服用のかたは施術前にお申し出ください。
